高齢者福祉を通じて杉並区の街づくりを考える/杉樹会の法人活動紹介サイトです

季節感を素敵に味わいたい

桜が咲いた、と思ったら冷たい雨や夏日のニュースなど、今年は特に春を味わう機会が少なく、少々寂しいです。春から初夏、本来なら施設に入居されている方々や、地域のご家庭で静かに過ごしている方も、「おでかけ」の良い機会。一気に色濃くなった緑や青い空、あちこちの花壇に増える色とりどりの花々など、感覚を大いに刺激してくれる季節でもあります。

気持ちの良い風を感じられるこの季節に「お花見」や「新緑見物」、あるいは「梅シロップづくり」など、季節感を味わっていただける行事や企画を毎年、職員が考えてくれています。私などは家にいるより職場にいる時間の方が季節を意識して、「たまには花でも買って帰ろうか」「季節のお菓子を買おう」などと影響を受けています。

介護の仕事は生活に寄り添うものなので、季節や年間行事やライフイベントなどにも敏感な素敵な人たちが働いている、と思っています。時期が来たからこなすだけの行事ではなく、折々の楽しみを演出する気持ちを大切に、丁寧に素敵なひとときを作り出していってほしいものです。