高齢者福祉を通じて杉並区の街づくりを考える/杉樹会の法人活動紹介サイトです

法人概要

基本理念

この地域で誰もが安心して住み続けられ、
尊厳を持って生きがいを実感しながら生活できる
社会づくりを支援する。

杉樹会のこの基本理念は、次の老人福祉法の基本理念に則っています。

老人は多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、
かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、
生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする

平成7年11月の設立当時から、私たちはその運営に於いて、利用者本人・家族・地域・施設(法人・職員)の絆を大切にすることに重きを置いてきました。
福祉制度や社会環境も変化し続ける中で、これからも設立時の想いを継承しつつ、法人の姿を改めて見直すことで更なる存在意義を発揮し、地域に貢献してまいります。

  1. 利用者本位・自己決定権尊重のサービス提供
  2. 地域福祉・地域社会に貢献
  3. 人を想い敬って、人と人のつながりを大切にする

経営方針

基本理念実現のため、以下の方針・指針を掲げます。

  1. 自主自律の経営と透明性を確保した組織運営
  2. 健全で安定した財務体質
  3. サービス提供を通じて地域に貢献
  4. 職員を法人の財産ととらえ、世の中に貢献できる“人財”を育成する
  5. 社会福祉事業とそれを支える公益事業、収益事業のバランス重視

施設運営指針・サービス提供指針

  1. 利用者の想いを大切に、自己決定権を最大限尊重する
  2. 利用者とその家族・関わりある人々、施設・職員との絆を大切にする
  3. 優しさのある接遇を常に心がける
  4. 職種・所属を越えた連携・協働を大切にし、向上・成長のために学び続ける職員の育成
  5. 美しい振る舞い、正しい技術のために、自己を振り返り、精進する姿勢を欠かさない

杉樹会の職員行動指針

杉樹会の基本理念実現のため、当法人職員はすべて法人の一員として、以下の行動指針を日常の基本とします。

  1. いつも優しく笑顔で
  2. 自ら考え行動する
  3. 報告・連絡・相談
  4. 学び続ける
  5. きまりと約束を守る

理事長あいさつ


この度社会福祉法人杉樹会理事長に就任しました、前田利恵子と申します。

1995年「住み慣れた 地域で安心して暮らし続けたい」と言う地元の皆さんの願いを叶えたい、そんな思いで杉並にゆかりのある人々の力で杉樹会は創立されました。成熟し変化を続けている高齢者福祉の流れの中で、地域の皆様をはじめとするたくさんの方の温かいご支援の中で、ここまで続けて来られていることを大変感謝しております。
本当にここまでありがとうございました。
そしてここからも、変わらずよろしくお願いいたします。

30年の間に昭和から平成、令和と時代も移り、家族の形も変化してきました。そして私自身もいつの間にか介護は自分の家族の話となっています。従来の“家族での介護”を基本とした社会的な仕組みは新たなステージへと変化していることを日々実感し、だからこそ介護を受ける方だけではなく、そのご家族や支援をするすべての社会の方への支援もこれから取り組むべき課題と考えています。職員の支援も同様です。介護される方の、ということだけではなく、介護をする人も含めた、社会全体のしあわせを考えるべきだと思うのです。

介護保険制度の変化なども含め、30年間研鑽を積みながら、皆様と一緒に走り続けてきた私たちだからこそ、わかることがあります。ここからも過去を大切にしながら、未来をきちんと見据えて行動します。また、皆さんの笑顔の時間を少しでも増やせるよう使命感を持って、生まれ育った大好きな杉並の街の中で、全員が幸せとなる為の介護の社会化を推進していきたいと思います。キーワードは笑顔。笑顔の連鎖を作ります。

これからも皆様の声を丁寧に聞き、学びながら、一人一人の生活を大切に支えられる存在になるために、職員一同と共に頑張る所存です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

前田利恵子 略歴
1970年杉並区に生まれる
高校卒業後都内ホテル、カナダのホテルにて顧客対応。カナダ在住10年余。
帰国後外資系IT企業にて管理職。在職中に心理学を学ぶため復学。認定資格取得後、米国NY州アッカーマン家族療法研究所にて100時間以上の臨床研修と、3つの研究グループに所属し家族療法を学ぶ。
起業以降、子供の頃から不思議に思っていた差別と区別という社会課題に接することが増え、結果として一貫した障害者支援や心理支援など、心理支援を中心としたハード、ソフト面での社会的弱者やマイノリティの支援活動を続けている。

2006年 クリスタルトークンファミリーカウンセリング開業
2007年 社会福祉法人杉樹会 評議員(2016年理事へ)
2013年 株式会社MOF設立
2014年 東京女子医大DMC グループカウンセリング担当
2018年 東京女子医大 非常勤講師
2018年 千代田区障害者相談支援事業受託
2021年 一般社団法人障害者生活支援ココカラ 代表理事
2023年 社会福祉法人杉樹会 理事長就任

沿革

平成7年11月10日
社会福祉法人 杉樹会設立
平成8年6月24日
高齢者在宅サービス阿佐谷ふれあいの家 事業開始
杉並区立福祉機器展示センター 受託事業開始
ひとり暮らし高齢者等配食サービス 受託事業開始
平成9年4月30日
特別養護老人ホーム さんじゅ阿佐谷 事業開始
平成9年6月25日
ショートステイ(さんじゅ阿佐谷) 事業開始
平成12年4月1日
居宅介護支援事業所 さんじゅ阿佐谷 事業開始
平成15年4月1日
特別養護老人ホーム さんじゅ久我山 事業開始
ショートステイ(さんじゅ久我山) 事業開始
平成15年5月15日
在宅介護支援センター ケア24久我山 事業開始
平成15年6月1日
居宅介護支援事業所 さんじゅ久我山 事業開始
平成16年4月1日
高齢者在宅サービスセンター阿佐谷北ふれあいの家 受託から独立して運営開始
平成18年4月1日
地域包括支援センター ケア24久我山 事業開始(在宅介護支援センターの廃止)
平成19年3月31日
居宅介護支援事業所 さんじゅ阿佐谷 事業終了
平成28年3月31日
高齢者在宅サービスセンター阿佐谷北ふれあいの家および福祉機器展示センター 事業終了
平成28年6月1日
福祉有償運送事業(サポートさんじゅ) 事業開始

第三者委員

「第三者委員」は、苦情・要望対応規程 第8条に基づいて委嘱した方々です。
第三者委員の職務は、法人が実施しているすべての事業の苦情・要望の受付、その事実確認、申出人・法人の話し合いの立会いおよび助言、法人に利用者サービスの向上、利用者の権利擁護を図るための意見を述べること等です。法人の関与を受けることなく活動します。

  • 田中 峯子(たなか みねこ)委員
  • 天野 喜博(あまの よしひろ)委員
  • 小林 英子(こばやし ひでこ)委員